昨日の新聞記事に「TaMawArt(たまわーる)ラリー」の紹介がありました。
多摩地区の12の美術館を回ってシールを集めて応募すると記念グッズがもらえるという、まあわりと一般的なスタンプラリー的キャンペーンですが、個別の美術館での広報だけでは限界がある中、地域の美術館が協力した広報活動はとても重要です。
「ぐるっとパス」などもこうした活動のひとつですが、限定された施設、地域や期間など、まだまだ日本は展覧会業界の改革が遅れているように思います。
こうした活動がもっと活性化されることを願ってます。
さて、このTaMawArtに参加の武蔵野市立吉祥寺美術館に行って来ました。
「草間彌生展ーワタシというナニモノかへの問い」です。
先月のブログにも関連記事を書きましたが、会期終了間近になって、やっと展覧会を見る事ができました。
(ブログ参照↓)
http://kitacafe.studio-kitazaki.com/2010/09/blog-post_28.html
今回の展覧会で面白かったのは、70年代、80年代に多く作られた植物の茎の断面のような模様が描かれたコラージュ作品。
シルクスクリーン作品の背景に登場する「無限の網」と通じる表現が見られました。
とても小さな美術館ですが、今回の「草間彌生展」ではフライヤーが4種類、ポスターも数種と力が入ってます。入場料100円で混雑もほとんどなくゆっくり鑑賞できる。お得でおススメな展覧会です。(11/7まで)
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/
この展覧会の作品を所蔵する松本市美術館には、常設展示「草間彌生 魂のおきどころ」があるようで、空間自体が草間作品というものもあり、いつか訪れてみたいと思ってます。
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/artmuse/p4/p3-html/p3-kusama.html
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