電車内の広告を何げなく見ていて、とても不思議なものを見つけました。
東京電力の広告です。
TVCMでもおなじみの「オール電化」の広告ですが、この広告の図柄が「地図のようで地図でないもの?」と思わせるものになっています。
頭の中に一生懸命世界地図を思い浮かべ、広告の図柄と当てはめてようとしますが、パズルはなかなか当てはまりません。
やはり地図のようで現実にはない地図のような図柄なのかと納得しようとした瞬間、
見えました。
イタリア半島です。
さらに隣奥の広告にあるバスタブは日本列島が。
見えるまでは「白」を陸地、「水色」を海、と勝手に判断して見ていたので、見慣れた地図が地図に見えなかったのです。
デザインや美術の学習でも学ぶ「地と図」の錯視です。
一度「水色=陸地」を認識すれば普通の地図に見えるのですから不思議です。
広告制作者がどこまで意図してこの配色を決めたかわかりませんが、とても面白いものになっています。
はじめから普通にイタリア半島に見えていた人には何?という感じでしょうが、逆に「白=陸」に見ようと努力すると面白いかも知れません。
東京電力のサイトでも確認できます。
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