2010年8月16日月曜日

ガラスのすだれ

ほうぼうは頭が大きく、海で出会うと青く輝く羽のような胸ビレを広げて泳ぐ魚です。

魚屋の店頭に並んでいるときは、胸ビレはたたまれているので、なんとも不格好な魚で、
大きい物はちょっと高いのですが、小振りなものが安く手に入ったので刺身にしました。

ほのかな甘味があって絶品。
好きな刺身のベスト3に入る美味しい魚です。

せっかくの美味しい刺身ですから、味わってゆっくり食べたいのですが、時間がたつと生あたたかくなってしまいますし、氷を敷くと水っぽくなってしまいます。

じっくり味わいたい刺身を冷たいまま食卓に並べるために氷の上に敷くすだれがありますが、竹製ではなく「ガラスのすだれ(簾)」というものもあります。

最近では製造されていないのかあまり見かけなくなりましたが、直接刺身が氷に触れないので水っぽくならず重宝します。

骨董屋さんなどで見つける古い物は綿糸などで縛られていますが、後年の製造や直しが入ったものなどはナイロン糸なので清潔で扱いやすく重宝します。

透明なガラス製のすだれは実用だけでなく目にも涼しげですよね。

なます皿に乗せると下に空間ができて、
氷が溶けても大丈夫。すぐれものです。

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